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『俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです』あらすじ、レビュー 漫画/思春期ラブコメ。

【ebookjapan】俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです

 

俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです』(作:いちたか/原作:御堂ユラギ)は、過去に女性たちから数々の心の傷を負った少年・九重雪兎が主人公。

母や姉、幼馴染からの裏切りや嘘告白によって感情が壊れた彼のもとに、高校入学後、かつての“加害者”たちがなぜか急接近してくる。だが雪兎はもう誰も信じられない――そんな“手遅れ”な関係から始まる、すれ違いと誤解だらけの思春期ラブコメ。傷ついた心と向き合う少女たちの想いは届くのか?

 

『俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです』(作画:いちたか/原作:御堂ユラギ)の詳細レビュー

 
 

あらすじ:「俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど」

 

九重雪兎は、幼少期から女性たちに心を傷つけられてきた。母親からの冷遇、姉からの嫌悪、幼馴染からの嘘告白――積み重なる裏切りにより、彼の感情は壊れてしまった。

高校入学後、そんな彼の前に、かつての“加害者”たちが次々と現れ、なぜか彼に好意的な態度を示す。だが雪兎はもう誰も信じられない。彼の心は「手遅れ」なのだ。

物語は、過去の傷を抱えた少年と、後悔と償いを胸に接近する少女たちとのすれ違いを描く。誤解、葛藤、そして微かな希望。感情が壊れた少年と、素直になれない少女たちが織りなす、こじれた青春ラブコメが幕を開ける。

 

作者紹介

 

いちたか(作画) 繊細な表情描写とテンポの良いコマ割りで、感情の揺れを巧みに表現する若手漫画家。人物の内面を丁寧に描く作風が特徴で、本作では雪兎の無表情と、少女たちの焦りや後悔を対比的に描いている。

御堂ユラギ(原作) ライトノベル出身の作家で、人間関係のこじれや心理描写に定評がある。過去作でも「誤解から始まる関係性」や「感情の再生」をテーマにしており、本作ではその集大成とも言える“手遅れ”の物語を展開している。

 

登場人物一覧

 

九重雪兎(ここのえ ゆきと) 主人公。過去のトラウマにより感情が壊れ、他人を信じることができない。冷静で無表情だが、内面には深い傷と孤独を抱えている。

灯凪(とうなぎ) 幼馴染。かつて雪兎に嘘告白をして傷つけた過去を持つ。高校で再会し、彼との関係修復を望むが、思いは届かない。

汐里(しおり) 雪兎の元同級生。過去に彼を裏切ったことを悔いており、再び接近を試みる。バスケ部での再会をきっかけに、彼の心に触れようとする。

悠璃(ゆうり) 雪兎の姉。家庭内での冷たい態度が彼のトラウマの一因。だが、実は複雑な感情を抱えており、弟との関係を修復したいと願っている。

桜花(おうか) 雪兎の母。過去に彼を疎んじていたが、現在はその態度を悔いている。家庭の再生を目指すが、雪兎の心は遠い。

光喜(こうき) バスケ部のエース。汐里の恋人の座を賭けて雪兎に試合を申し込むなど、物語をかき乱す存在。

 

作品詳細

 

  • シリーズ名:俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです

  • ジャンル:学園ラブコメ/心理ドラマ

  • 出版社:オーバーラップ

  • 掲載誌:コミックガルド

  • 巻数:既刊5巻(2025年9月現在)

  • キャラクター原案:緜(わた)

  • 配信開始日:2023年10月25日

 

作品の特徴と読みどころ

 

本作の最大の特徴は、“手遅れ”という感情の断絶を軸にしたラブコメである点。通常のラブコメが「誤解を乗り越えて関係を築く」ことを目指すのに対し、本作は「関係が壊れたまま進む」ことを前提にしている。

  • 心理描写の深さ  雪兎の無表情の裏にある感情の欠落と、少女たちの焦りや後悔が丁寧に描かれている。特に、過去の回想と現在の対比が巧みで、読者に“何が壊れたのか”を少しずつ提示していく構成が秀逸。

  • 感情の再生と拒絶  少女たちは雪兎に謝罪し、やり直しを願うが、彼はそれを拒絶する。この“拒絶”が物語の緊張感を生み、読者に「本当に修復は不可能なのか?」という問いを投げかける。

  • ブコメの皮を被った心理劇  見た目はハーレム系ラブコメだが、実態はトラウマと向き合う心理劇。ギャグや日常描写もあるが、根底には常に“痛み”が流れている。

 

作品の感想と考察

 

読者の間では賛否が分かれる作品である。タイトルから“ざまぁ系”を期待した読者には、少女たちが懐柔されていく展開に違和感を覚える声もある。一方で、感情の再生を描く物語として評価する声もある。

  • 「ざまぁ」ではなく「赦し」への物語  雪兎が完全に拒絶するのではなく、少しずつ心を開いていく描写は、単なる復讐劇ではなく“赦し”の物語であることを示している。これは、読者の期待を裏切ると同時に、深いテーマ性を提示している。

  • 少女たちの動機の薄さ  一部読者からは「なぜ彼女たちが急に謝罪し始めたのかが不明瞭」との指摘もある。確かに、過去の描写が断片的で、動機の掘り下げが浅い部分もある。今後の巻でその背景が明かされることが期待される。

  • 雪兎の変化の描写  感情が壊れた少年が、少しずつ人との関係を取り戻していく過程は、読者にとっても癒しの体験となる。特に第4巻以降、彼がバスケに再び打ち込む姿は、再生の象徴として描かれている。

    【DMM】俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです 1
 

総評(まとめ):「俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど」

 

俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです』は、過去の女性たちから心に深い傷を負った少年・九重雪兎が主人公の“こじれ系”ラブコメ

母や姉、幼馴染など、身近な存在からの裏切りによって感情が壊れた彼のもとに、高校入学後、かつての“加害者”たちが謝罪と再接近を試みるが、雪兎は冷たく拒絶する。物語は、赦しと再生をテーマに、すれ違いと葛藤を丁寧に描く心理劇でもある。

ブコメの形式を借りながら、実際には「人は過去を乗り越えられるのか?」という問いを投げかける作品であり、感情の揺れや関係性の変化が読者の心を静かに揺さぶる。タイトルのインパクト以上に、繊細で深い物語が展開されている。

 

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