『嫌いでいさせて』ひじき(オメガバース/BL)。
オメガバースの世界観を舞台に、過去のトラウマからα(アルファ)を嫌うΩ(オメガ)の雫斗と、彼を真摯に愛するαの葉月の関係を描いた大人気シリーズです。
単なる恋愛物語にとどまらず、子育てや家族の絆、そして種族の壁を越えた「魂の番」の結びつきを丁寧に描写しており、多くの読者の涙を誘っています。
『嫌いでいさせて』
Ωである雫斗は、過去に受けた暴行によって娘のしずくを授かりますが、その経験からαに対して強い拒絶反応を抱いていました。独りで子育てに励む中、婚活パーティーで出会った大学生の葉月から猛烈なアプローチを受けます。最初は警戒していた雫斗でしたが、葉月の裏表のない誠実さと、しずくを実の子のように慈しむ姿に、次第に心を解きほぐされていきます。
本作の魅力は、単なる「運命の番」という設定に甘んじず、対話と歩み寄りによって信頼を築いていく過程にあります。続編では第二子の誕生や、雫斗の過去との決別、そして家族としての成長が描かれ、ヒューマンドラマとしても非常に読み応えがあります。繊細なタッチで描かれるキャラクターの表情や、読者の胸を締め付ける心理描写が、切なくも温かい読後感を与えてくれる珠玉の純愛ストーリーです。
【この記事を読むとわかること】
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トラウマを抱えたΩが、真実の愛を見つけるまでの感動的なストーリー展開
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「子育て×オメガバース」という設定がもたらす、家族愛の深さと魅力
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物語を彩る魅力的なキャラクターたちの関係性と、シリーズ毎の注目ポイント
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(圧倒的な共感と涙。切なさと幸福感のバランスが最高の作品です。)
目次(もくじ)
🟩 嫌いでいさせて(ひじき)
本作は、オメガバースという特殊設定を軸に、過去の傷を抱えたΩ(オメガ)の雫斗と、彼を包み込むスパダリα(アルファ)の葉月、そして愛娘のしずくが織りなす「家族の再生」を描いたBL漫画です。
「ビーボーイオメガバース」にて連載され、読者の圧倒的な支持を得て「BLアワード2020」ではコミック部門第1位を獲得しました。
単なる恋愛にとどまらず、偏見や格差、子育ての苦労、そしてそれらを乗り越える無償の愛を丁寧に描写。
繊細な絵柄とドラマチックな展開が、多くの読者の心を掴んで離さない大ヒットシリーズです。
あらすじ:「嫌いでいさせて」
Ωの雫斗は、中学時代にαから受けた暴行によって予期せぬ妊娠をし、現在はシングルファーザーとして愛娘・しずくを育てています。その壮絶な経験から「αは全員獣だ」と強い偏見と恐怖を抱き、自身のヒート(発情期)を抑制剤で抑えながら、誰にも頼らず生きていくことを決めていました。
ある日、雫斗はひょんなことから参加したパーティーで、大学生のα・葉月と出会います。最初は葉月の接近を拒絶し、怯える雫斗でしたが、葉月は彼の拒絶を真正面から受け止め、しずくに対しても誠実で深い愛情を注ぎ続けます。葉月の飾らない優しさと、しずくが彼に懐く様子を見て、雫斗の凍りついた心は少しずつ溶け始めていきました。
しかし、運命は過酷です。二人が「運命の番」であることが判明する一方で、雫斗の過去のトラウマを呼び起こす事件や、周囲のαたちとの軋轢が立ちはだかります。愛することを恐れる雫斗と、彼を一生守り抜くと誓った葉月。二人が本当の意味で「家族」になり、心を通わせていくまでの切なくも温かな軌跡が描かれます。
作者紹介
原作:ひじき
卓越した構成力と、キャラクターの細やかな心理描写に定評がある作家です。読者の感情を揺さぶる「切なさ」と、それを癒やす「特大の多幸感」を交互に繰り出すストーリーテリングが、多くのファンを虜にしています。
作画:ひじき
透明感のある美しい描線と、キャラクターの豊かな表情が特徴です。特に、子供(しずく)の愛くるしい描写や、攻めキャラの包容力溢れる視線、受けキャラの繊細な色香の描き分けが非常に巧みで、視覚的にも満足度の高い作品を生み出します。
代表作
『嫌いでいさせて』シリーズのほか、『愛しきひとたび』『お前の番だろ!』など、ドラマチックなBL作品を数多く手掛けています。
作品
本作は、ドラマCD化やコラボカフェなど多角的に展開。オメガバースというジャンルを代表する、金字塔的な作品として認知されています。
『嫌いでいさせて』物語の見どころ
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トラウマからの救済と再生: 過去の傷からαを拒絶する雫斗が、葉月の献身的な愛によって自らを守るための殻を破り、再び人を信じるようになる過程が非常に丁寧に描かれています。
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しずくの可愛さと家族の絆: 雫斗の愛娘・しずくが二人の絆を繋ぐ重要な役割を果たします。血縁を超え、心で繋がっていく「新しい家族の形」には、涙なしではいられません。
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運命に抗い、運命を選ぶ強さ: オメガバース特有の「運命の番」という設定を単なる便利機能にせず、二人が自分の意志で相手を選ぶプロセスを重視している点が、物語に深みを与えています。
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圧倒的なスパダリ・葉月の存在感: 雫斗の全てを肯定し、しずくを愛し抜く葉月の包容力は、全読者の理想。彼の真っ直ぐな愛情表現が、読者に究極の癒やしを与えてくれます。
🟩 嫌いでいさせて・ネタバレ感想(1巻)
過去の悲劇に縛られ、必死に娘を守ろうとする雫斗の姿が痛々しくも気高いです。葉月という光が現れたことで、モノクロだった世界に色がついていくような感覚に、読み進める手が止まりませんでした。
【ネタバレポイント】
1巻の最大の見どころは、雫斗が抱える「暴行による出産」という重い過去を葉月が知る場面です。
普通のαならたじろぐような事実を前に、葉月は微塵も揺らがず、むしろ雫斗の強さを称え、しずくごと愛することを誓います。
また、二人が「運命の番」であると発覚するヒートのシーンは、官能的でありながら、魂が結びつく尊さに溢れています。
雫斗が初めて葉月の前で弱さを見せ、涙を流す瞬間、読者の感情も一気に爆発。最後、しずくを含めた3人で寄り添う姿には、真の幸福が宿っています。
登場キャラクター紹介
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土屋 雫斗(つちや なおと): 過去のトラウマからαを嫌うΩ。しずくを何よりも大切に想う。
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古賀 葉月(こが はづき): 雫斗に一目惚れした大学生のα。驚異的な包容力を持つ。
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しずく: 雫斗の愛娘。葉月に懐き、二人の関係を繋ぐ愛らしい天使。
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湊(みなと): 葉月の友人で、二人の良き理解者。
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京介(きょうすけ): 雫斗の過去に関わる重要人物。物語に波乱を巻き起こす。
アニメと原作(漫画)の主な違いは
本作は現在、主に「ドラマCD」や「ショートアニメ(ミニアニメ)」としての展開が中心です。
大きなストーリーの改変はありませんが、アニメ版ではひじき先生の描くキャラクターが動き、声優陣(斉藤壮馬さん、増田俊樹さん等)の熱演によって、雫斗の切実な声や葉月の甘い囁きが、よりダイレクトに胸に響く構成になっています。
原作の心理描写を凝縮しつつ、視覚と聴覚で「家族のぬくもり」を体感できる仕上がりです。
作品詳細(漫画)
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シリーズ名: 嫌いでいさせて
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作者: ひじき
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出版社: リブレ
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掲載誌・レーベル: ビーボーイオメガバースコミックス
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ジャンル: オメガバース、BL、子育て、ヒューマンドラマ
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巻数: 既刊6巻(2024年時点)
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電子書籍: 各主要プラットフォームで配信中
🟩 この記事のまとめ
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トラウマを持つΩと、彼を全肯定するαの究極の純愛物語
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愛娘・しずくを含めた「家族の絆」に感動必至
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オメガバース設定を活かした重厚なヒューマンドラマ
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繊細で美しい作画と、胸を打つ心理描写が魅力
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初心者からコアなファンまで楽しめる、BLアワード受賞の名作
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